hygge#006

hygge#006
建築地:福島県福島市(5地域)
SPEC:UA値0.24【W/㎡・K】C値0.1㎠/㎡ 
認定:設計住宅性能評価(耐震等級3、断熱等性能等級7) ZEH(BELS)

ライトグレーの外壁に木製玄関、シンプルなファサード。
方角を考慮して開口部を検討しており、デザインと省エネと住み心地を考えています。
ガルバリウムの水切りや雨樋はシルバーで統一、
桧無垢板の軒も相まって優しい雰囲気があります。

玄関ドアを開けると「木のランプシェード」があります。
世界に一つだけのアイテムを取り入れて。
上がり框や窓枠など造作材はレッドオーク無垢材、大工さんの丁寧な加工と無垢材ならではの良さが感じられます。

玄関ホールの隣は洗面スペースや脱衣室となります。
水廻りは動線だけではなく、どのように使っていきたいかをしっかりとお話合いしています。
※洗面化粧台は後日アップいたします。

収納棚板や階段手摺も大工さんに造っていただきます。
可能な限り木の無垢材(集成材含む)を使用するためです。
小さな事かもしれませんが、何かのために、将来のために、決めたルールは守ります。

玄関ホールの正面が約20帖のLDK。
吹き抜けもあるため一層ゆったりとした空間に感じられます。
許容応力度計算による耐震等級3だからこそ、この間取りをご提案できました。
安全に、安心して、暮らすことのできる裏付けがあってこその心地よさや‘‘ゆとり‘‘と考えています。
それを支えるのは紛れもなく高い性能があってこそ、しかし数字のみ追いかけてしまいますと、この空間づくりの考え方とは違ってきてしまいます。
目指す完成形があるからこそ、基本仕様というお客様とのお約束がいかに大切かということです。

ご家族の皆さまは新しいお住まいからどんな「かけがえのない暮らし」をされるのでしょうか。
完成写真として残せるものは‘‘モノ‘‘や‘‘カタチ‘‘の記録です。
心に余裕を生み出して、余白を幸せで埋めて欲しいという‘‘想い‘‘

吹き抜けの壁をスポットライトで照らすことで明かりを広げて、柔らかく落ち着きある空間にします。
2階ホールに設置したエアコンの目の前に物干しスペースを設けております。
湿度が上がりそうになっても、エアコンのリターンに吸わせてみようという狙いがありました。
浴室換気扇を設けなかったり、床ガラリを増設したりと今も住み心地と省エネに対する思案は続いております。
お客様ご家族様の暮らし方と共に、より良くを追及していきます。

レッドオーク無垢材にて大工さんにシューズボックスとTVボードを製作していただきました。
家具屋さんではなく、大工さんによるものです。
お施主様と製作寸法やデザインなどを確認しまして出来上がりました。
また洗面台スペースにタイル仕上げも施され、ツヤのあるタイルと照明の組み合わせもとても美しく仕上がっております。
このようなデザインや意匠に関するところもhyggeでは楽しみつつ強みとしております。

羊毛断熱材を用いて、壁体内結露を長期的に防ぐための‘‘防露壁体‘‘を約半月の断熱気密工事でつくること。
耐震も含めて性能向上のために費用が上がることにご理解をいただいていること。
そんな今できることから続く未来のこと。
中古住宅を購入して性能向上して住むにしても多額の費用が必要な現在の状況。
様々なことを考えて、今やっておくべきことが見えてきます。
そうした考えがめぐらされた建築によるお住まいは、安全安心で心地よく、省エネで資産価値もあるものです。
~この家からはじまる かけがえのない暮らし~
私たちにおいても‘‘かけがえのない仕事‘‘となっていくために、
材料流通から施工まで、未来に貢献できる選択を行っていきます。

hygge
代表 渡邊 一紘

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