ご挨拶とhyggeのコンセプトについて

はじめまして。ホームページをご覧になって頂きありがとうございます。
hygge 代表の渡邊と申します。
よろしくお願いいたします。

私たちは福島県伊達市を拠点に住まいづくりを行っております。

hyggeの住まいづくりでは大切な基本仕様といくつかの性能基準がございます。
UA値=0.3【W/㎡・K】以下(0.24W/㎡・Kほどになる断熱仕様が基本です)
C値=0.3【cm2/㎡】以下(全て現場測定です)
許容応力度計算による耐震等級3
これらの性能基準を満たした上で、可能な限り自然素材を活用し、
住み心地やご家族様の健康、愛着を持って末永く大切にお住まいになっていただくことを考えながら、
環境にも未来にも配慮したお住まいを建築しております。

hyggeのコンセプトは~この家からはじまる かけがえのない暮らし~です。
このコンセプトには様々な想いを込めさせていただきました。
私たちの住宅建築はどこを切り取っても、どんなご説明を差し上げてもこのコンセプトという
軸に必ず納まり帰ってきます。

~この家からはじまる かけがえのない暮らし~
住宅を新築されることによって、新しい生活がはじまります。
間取りから仕様、デザインまでお打ち合わせやご提案をさせていただきますが、
私たちは暮らし方にフォーカスすることを大切にしています。
画像の1枚目にありますLDKの一角を取っても、様々な生活スタイルが想定されました。
オープン階段は寝ることに特化した2階とのつながりを隔たらないため設けており、
一般的には納まりが難しくなる1段目~踊り場をあえてスケルトンとして、そこから2階までを
箱型階段の下部を抜いて開放的にしています。
階段下空間は生活スタイルの変化に対応するための余白です。余白をもって新築工事を終えること、
このようなこと一つが心の充足感を表すのではないでしょうか。
お施主様が庭の緑が日常的に見える暮らしを希望されておりましたので、大きな掃き出し窓を設けました。
こちらを木製サッシにすることで、室内から窓の「木」を介してお庭の緑を眺めることができる空間になっております。
外部からの見た目もその逆で、庭の緑から「木」を介して空間がつながります。
0~100の景色ではなく、段階的にバランスよく美しく中間領域を設けることでお施主様の理想の過ごし方が
より一層充実するのではとの考えです。
カーテンもリネンの1枚掛けにすることでカーテンを閉めている間も中間領域としての美しさは損ないません。
住宅をご新築されるということは、憧れや希望、夢があると思います。
そこでの暮らしがより一層充実したものとなるにはどうすれば良いか。
在るからこそ気付き得られるもの、在ることによって豊かになる暮らし。
そんな暮らし、そんな始まりが一つ目の~この家からはじまる かけがえのない暮らし~です。

hyggeの建築では多くの自然素材を使用しております。
断熱材には羊毛を、内装仕上げ材には無垢フロアや珪藻土を、無垢材のキャビネットや真鍮製の造作材に至るまで
細部にわたり本物の素材をご提案しております。
自然素材を用いることはご家族様の健康に直結するメリットも大変多くありますが、
hyggeが~この家からはじまる かけがえのない暮らし~に込めた想いは環境や未来に対する配慮です。
様々な建築資材が存在する中で、どの資材にも資源の調達から製造、使用され廃棄となるまでエネルギーが使われています。
hyggeの基本仕様となっている様々な資材は、資源の調達から投入されるエネルギーコストの小さいものを選定しています。
ご家族様の暮らしにメリットのある仕様であることを前提に、‘‘未来‘‘や‘‘将来‘‘のことを考えており、その選択をされます
かけがえのないお施主様が私たちにとって1番の理解者であります。
自然素材は決して安くはありません。それでも様々な取捨選択がある中で自然素材を選んでいただき建築をすること、
その選択が未来や将来に対する貢献であることがとても尊いものであると思います。
~この家からはじまる かけがえのない未来へ向けた暮らしの選択~が二つ目の想いです。

hyggeとは、デンマーク語で「居心地が良い空間」「楽しい時間」などを指す言葉で、物質的なものではありません。
1つ目では手法を書かせていただきましたが、こちらではhyggeの建築の最大のテーマである‘‘心‘‘について書かせていただきます。
人は1日のうちに6万回、7万回も思考しています。
その中にはネガティブなものも含まれており、割合は少なくはないという統計があります。
暮らしにおいてネガティブな思考が巡ってしまうことを考えますと、
「暑い」「寒い」「電気代が・・・」「地震が心配」「傷を直さないと」「エアコンの買い替えが〇台目・・・」
他にもございますが、多くのものは基本性能で解決できるものです。
逆を言えば、基本性能が高くないお住まいでの暮らしでは確実にこれらネガティブな要素が出てきてしまいます。
hyggeとは幸せな状態にあることを指していると考えております。
だからこそ考えられるネガティブな要素は根本から無くしてしまえば、その分だけ思考にポジティブな要素が増えます。
新しいお住まいや暮らしからご家族様の幸せの総量を増やしたいという考えが‘‘hyggeの原点‘‘です。
日々の充実が重なり刻まれる豊かさ、心のより良い変化を生む建築こそ、
~この家からはじまる かけがえのない暮らし~であります。

最後になりますが、hyggeは~かけがえのない同志たち~に支えられております。
同業者でありながら、意見交換や技術提供も厭わない素晴らしい工務店さんや大工さん。
断熱気密を中心に現場の施工精度をどこまでも引き上げてくれる仲間。
hyggeらしさを創り出す空間コーディネーターさん。
現場での納まりや施工を共に悩み、解決してくれる職人さんたち。
そして私たちに対して知識や理論を授けて頂いている方々。
本当に多くの方々の支えがあってhyggeは存在しています。

ここまでの多くの繋がりに感謝の気持ちを忘れずに、
これからも邁進してまいります。
今後とも私たちhyggeをよろしくお願いいたします。

代表 渡邊一紘

シェアボタン
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!