この度、お施主様のご厚意によりまして福島市松川町にて完成見学会を開催させていただくこととなりました。
是非ご来場をお待ち申し上げます。
〇Spec
許容応力度計算による耐震等級3+制震テープ
UA値 0.20W/㎡・K 断熱等性能等級7 HEAT20 G3
C値 0.1㎠/㎡ 中間時測定値
太陽光発電7.14kW パワーコンディショナ出力5.5kW
長期優良住宅
〇仕様概要
べた基礎RKS工法+防蟻止水板
構造材ホウ酸処理
木製玄関ドア
樹脂サッシ トリプルガラスArガス Low-Eガラス
ラスモルタル塗装仕上げ外壁(付加断熱フェノールフォーム60mm)
オーク無垢フロア、あづみの松無垢フロア 珪藻土クロス
フルハイトドア
造作家具
Louis Poulsen 青山電陶 他照明
床下エアコン・壁掛けエアコン
第一種熱交換換気
長期的に安全安心なお住まいとは、耐震等級3や高断熱高気密だけでよいのか。
本現場が始まる前にお施主様に承認していただいた多くのことがあります。
仕様変更と言えば仕様変更でありますが、これまでの性能を持って、更なる安全安心を得るためのご提案でした。
基礎工事においては防蟻止水板、構造においては制震テープの初採用、
そして外壁も通気工法として、サイディング塗装仕上げではなく、ラスモルタル塗装コテ仕上げを用いました。
弊社の基礎は立ち上がり一体打ちではないため、少なくとも白蟻の進入路がある状態でした。
ホウ酸による防蟻処理とホウ酸入りシーリングによる打ち継ぎ目等の処理を行っていおりましたが、
更なる安全のために防蟻止水板を採用。
許容応力度計算による耐震等級3も複数回の地震によって少なからず構造に影響が及ぶことは誰でも分かる、
制震テープによってそもそもの揺れを軽減できれば伴って構造体の損傷も減らしていけます。
外壁を考えるにあたっても、付加断熱を行うことは変わらずに性能の向上を図るためフェノールフォームに材種を変更、
その後の透湿防水シートもウルト社ハイムシールドを採用できるため長寿命化に寄与します。
通気胴縁設け通気工法としたラスモルタル外壁は、通気層が外壁と断熱材の間の隙間となるため付加断熱材の部分に直接日射が当たることもなく、実質的に温熱環境が良くなることも考えました。
内観・外観のデザインにおいては、室内南側の窓が天井に合わせた高さに設置となったことで、南側下屋部もまたサッシと軒天場が上端揃いとなったことで、冬場に期待する日射熱取得量は減っております。
しかし高温多湿な福島の気候を鑑みますと、夏には日射遮蔽がしっかりと効く。
パッシブデザインは「自然エネルギーの活用・調節」を行ってこそです。
日当たりが良いからと取得ばかりのパッシブデザインでは足りず、調節が効くことが大切。
高い断熱性能によって、暖房期に危険なほど低温になることは考えにくいため、夏を優先した仕上げ方とデザインになりました。
リビングと玄関ホールの間の壁に開閉可能な木製室内窓を造作しており、
見た目にも可愛らしい印象ですが開けることで玄関前までより快適な室温にすることが可能となる役目を担います。
ちょっと真面目な感じに考えたことや検討したことを書いておりますが、考えて検討することは大切です。
そうして完成したお住まいが快適で見た目にも素敵であれば、性能と意匠が上手く融合したなと思います。
是非、お問い合わせとご予約をお待ちしております。
開催地:福島市松川町字青麻山 地内
※ご予約完了の後に現地住所等をお送りさせていただきます。
開催日:11/23(土)~11/24(日)
開催時間:10:00~15:00
ご予約番号
11/23(土)
①10:00~11:00
②11:00~12:00
③13:00~14:00
④14:00~15:00
11/24(日)
※9:30~
⑤10:00~11:00
⑥11:00~12:00
⑦13:00~14:00
⑧14:00~15:00
※各お時間帯に最大2組様までご予約を承らせていただきます。
ご予約
本HPのお問い合わせより、上記の希望番号をご記載の上、必要情報の入力をお願い申し上げます。
入力いただきます個人情報は本見学会にのみ使用させていただくものとして、
その後の営業等に利用はいたしません。
ご予約・ご参加のほどよろしくお願い申し上げます。
hygge ~この家からはじまる かけがえのない暮らし~
代表 渡邊一紘