【細部へのこだわりが 住まいの品質をつくります】

こんにちは。
今回はhyggeが住まいの‘‘細部‘‘にどんなこだわりを持っているか、
その一例をご紹介します。



こちらの写真の木材は、ホワイトアッシュの無垢材です。
床や室内扉に使用するオーク材の質感に合わせて、階段や手摺、窓枠やカウンターなどに使用します。
ホワイトアッシュは北米産の広葉樹で硬くて丈夫、木目も綺麗な素材です。
写真だけ見ると「ただの板」に見えるかもしれませんが
実はここから‘‘仕上げ方‘‘で検討したことがあります。

クリア塗装の床に見えますが、実はホワイトとクリアをまぜたオイルで仕上げた床です。

─こだわったこと─
画像の完成実例で使われている床材はオークの無垢フロアですが
クリア塗装仕上げではなく、ホワイトのオイルをまぜることによって木目の濃淡を整えています。
キッチンなどの設備や家具の風合いとのバランスも考えて、
ホワイトアッシュの無垢材も床材のようにホワイトをまぜたオイルで仕上げたらどうかと
冒頭の画像のように1回塗り、2階塗りとサンプルを作って実際に確認をしました。
ホワイトとクリアの配合も「半々」「2:1」と2種類での確認です。
・木目は綺麗に見えるのか
・色味は自然か
・経年で美しく育つのか
見比べて、現場で話し合って、
その上でホワイトアッシュは「クリア仕上げ」を採用することにしました。



こちらの写真はシューズクロークの棚板と作業カウンターです。
端の部分に小さな立ち上がりが設けられています。
この立ち上がりには、シューズクロークを造る際に
大工さんからお客様へのメッセージが込められていました。

─こだわったこと─
靴のつま先で壁を汚さないように立ち上がりを設けるのであれば
もう少し大きな方が安心に見えます。
大工さんもはじめは大きな立ち上がりに造りましたが
‘‘見た目がこの住まいの雰囲気と違う‘‘とのことから小さく造り直したと。
「シューズクロークに靴を置くときに
この立ち上がりにつま先が沿うように靴を置くことで自然と整頓されたクロークになります。」
大工さんがお客様の‘‘暮らし方‘‘を想像して造作の理由としました。

自然素材で造られた住まいは
写真で見るだけでもその雰囲気の良さが伝わってきますが、
住まうお客様のことを考えて、できることや考えられることはたくさんあります。
そして造作だからこそデザインを合わせた統一感を出すことができ、
それがその場所のみなることはなく、住まい全体としての品質になります。

──住まいの品質と考えるとき、
設計図書通り、マニュアル通りの確実・正確な施工はもちろん必要です。
しかし品質とはこうした機械的なもの、無機質なものだけではないと考えます。
住まう場所だからこそ‘‘人‘‘の考えを持って‘‘人‘‘が手掛けること、
人の感覚として感じる‘‘美しさ‘‘や‘‘調和‘‘などが「暮らしの品質」につながるものと思います。

私は整ったまとまりのある文章でブログを書けていませんが
AIなら読みやすく要点の伝わりやすい文章を数秒で作成できます。
建築材料も自然素材にはクセがあったり、人の手を加えないと形にならないものが多くありますが
一般的に使われている大半の建築材料は箱を開ければほぼ組み立てるだけまで作られてきます。

AIよりも私の方が、「直接お客様のことを考えて作文しています」
工場で造られた建材よりも、自然素材の方が「そのお客様のための製品として形になっていきます」

住まいの品質は、少しの違いの積み重ねで変わるのかもしれません。
住まいができあがるまでの幾つもの工程の中で、
遡ればプランや間取りなどを検討している段階から
お客様のためにできることへの意欲や試みることを忘れずに、
現状に留まることの無いようにいたします。

今回も読んでいただきありがとうございました。

hygge ~この家からはじまる かけがえのない暮らし~
代表 渡邊一紘






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