~かけがえのない~

決断をするとき、その瞬間は突然やってくることも少なくありません。
先日、仲間の工務店様が大きな決断、前に進むことを決めました。
色々な形、在り方、想いがあってこそ誰の真似でもないオリジナルを志す世界。
性能ではなく、素材でもなく、ひたすらに自分たちの形で『お客様の幸せ』を追い求める建築をすること。
建築を通じて、その先の私たちやお客様の人生にこそ正解があるような、建築は手段であって始まり。

2週間前、こちらの工務店様の若手のホープに弊社とお客様の初回面談の場にオブザーブしていただきました。
お客様に感謝申し上げます。
お客様におかれましても大切な時間であり、弊社にとっても真剣な場です。
そこに弊社から見れば‘‘他社‘‘となる工務店様がオブザーブすることには賛否あることは承知しております。
それでもこの機会を設けさせていただきましたのは理由があります。

弊社の場合、私の場合、初回面談の際に机上には資料の一つ置かせていただくことがありません。
資料があると、資料の説明をマニュアル通りのように行うことになります。
性能が、建材が、価格が、そのようなご説明ですと、本当にお伝えしたいことや共有させていただきたいことが全くお伝え出来ないと考えているからです。
どのような暮らしが、どのような未来が、どのような人生が、このような価値観が何倍も重要でそこに『売り込み』は発生させることができません。
それはhyggeだからこそのもので、他社様がどうというものではありません。
若手の仲間には、真似が最も欲しいものから遠のいていくことだと感じて頂けたのではないかと思います。
だから隠すものが無いのです。
SNSに想いを投稿しているのだから、HPに仕様を公開しているのだから、膝を突き合せたら声を届けることが何よりやらなければならないことです。
施工に嘘が無いことは現場で証明すれば良い。素晴らしい職人さんたちの仕事が現場にあります。
暮らしに嘘が無いことを証明したければOB様のところへご案内させて頂きお客様の表情を感じて頂けば良いと思います。

そんな建築の狭くて深みしかないところへ若手の仲間と共に進んでいきたいと思ったところです。
もちろん商圏は同じ、性能も近い、工法もほぼ同じ、それでも大丈夫です。
それぞれに理念をもって、共感していただけるお客様と出会うことが大切です。
そのためにはいつまでもお互いに‘‘成長‘‘をしなければなりません。
どこまでも人間性、完成のない道、逆を言えばどこまでも行ける。
至らない自分と向き合って苦しい思いをすることもあります。
そこを何回も何回も乗り越えて、お客様のための自分、関わっていただく皆様のための自分を高め合っていきたいです。

また別なお話になりますが、嬉しい出来事がありました。
8月にお引越しとなりましたお客様のところへ外構等のお打ち合わせにお伺いした際に、hyggeで空間コーディネートを協力して頂いているレントウトアの伊藤さんから『ラグ』が届いておりました。

「床下エアコンは朝に少しつけて、日が暮れるころに暖房を消していたことに気付いてつけるくらいです。」
と仰られていた奥様。
「良い床だね。」というワードを覚えてしまっているお子様。

自然とラグにうつ伏せになる赤ちゃん。もう一歳になります。建築が決まったころはまだお腹の中でした。

自然とラグの上でうつ伏せになり‘‘この表情‘‘を魅せるお子様。
素敵な暮らしの1ページです。
ご家族様にとっても素敵な思い出です。
~この家からはじまる かけがえのない暮らし~

こんな瞬間に立ち会えて良かったです。

hyggeのウリは何ですか?
かけがえのない瞬間や時間、そんな暮らしとしか表現できないですよね。
そして幸せの総量が増えたのなら、それがhyggeの建築の答えです。

建築と人生の繋がりの強さを感じるからこそ、思うことはたくさんあります。

お客様ご家族の幸せな瞬間をこれからも創り出していけることを願って、
何を考えて何をするかしかありません。
限られた時間の中で、多くの矛盾や葛藤の中で、『理念』だけは曲げないように。

hygge~この家からはじまる かけがえのない暮らし~
代表 渡邊一紘


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