木の安らぎ、木視率

こんにちは。

FIKAのお時間に是非読んで頂きたいブログ、今回は〜木の安らぎ、木視率〜について書かせていただきます。

まず木視率とは、室内における木(目)が見える面積の割合のこととなります。

木視率が30〜50%ですとリラックス効果が高まるそうです。

お部屋の床が約20〜30%、壁が約40〜60%、天井が約20〜30%の面積比率となりますので、30%以上の木視率にしようとする場合、床だけでは少し足りません。

天井や壁にアクセントで板張りを施したりすることで心地よく過ごせる空間となります。

木視力90%のお部屋は飽きてしまうという検証もされているようで、何事も適量が大事なんですね。

お住まいには好みであったり、各社様のテイストがあります。

弊社hyggeも壁や天井に板張りを行うことは少なく、比較的に色数の少ないデザインを取り入れて落ち着きのある雰囲気をつくるように心掛けております。

床はもちろん無垢フロアが基本仕様のため20〜30%は木が見えている状態です。

より自然にあと20%ほど木視率を増やしていくために、hyggeでは木製建具や木製キャビネット、また木製手摺を造作したり、木製家具を設置していただくことで心地良い空間をつくっております。

はじめから木視率を意識していた訳ではなく、建具やキャビネットを木製にしたり、家具が置かれた状態を見て、自然と心地良いと感じておりました。

木が見える比率と心地良さについては結構前のことになりますが気になって学んだことがあり、素材や天井高さや証明計画など色々なことを考えているうちに抜けてしまっておりまして。

弊社hyggeの内装仕上げは珪藻土クロスであったり珪藻土左官仕上げが主で、色は白系統が多く用いられます。

それが一層木目を引き立てて、こうした素材感の意味を感じて頂きやすいのかなとも思えました。

無垢フロアと木目調フロア、珪藻土とビニルクロス、突板とプリント板など、自然素材であるかどうかによる暮らしにおいての体感の違いはもちろんあります。

表面温度、静電気、塗膜などによっても触れているところの感じ方も違います。

トータルでどのような心地良さをご提供できるかは各社様のお考えのもとである前提で、今回は木目の見える割合のオススメを書かせていただきました。

是非、住まいづくりの参考にしていただけましたらと思います。

ありがとうございました。

hygge〜この家からはじまる かけがえのない暮らし〜

代表 渡邊一紘

 hygge は福島県伊達市 株式会社渡辺工務店の住宅事業部です。
UA値0.3W/㎡・K以下、C値0.3㎠/㎡以下、許容応力度計算による耐震等級3を基本とした
高気密・高断熱・高性能住宅を建築しております。

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